4年生の社会科学習で、静岡県の伝統・文化を調べました。タブレットを使い自分の紹介したい場所や事柄の発表をプレゼンテーション形式で行うことに挑戦しました。4年生としては、少し高度。どこまでできるか心配だったようですが、心配ご無用。びっくりするような発表が続いたようです。
新聞などのレポート形式と大きく違うことは、みんなの前で実際に自分の言葉で説明しなければならないことです。自分が理解できていないことは、話せません。分からない言葉は辞書で調べ、互いに資料の作成を教え合い、関わり合いが自然に生まれます。
発表は4時間もかかったようですが、内容が濃く、クイズを入れて楽しませたり、アンケート機能を使って自分の発表の感想をみんなから集めたり、工夫がいっぱいだったそうです。
自分が一生懸命準備し、緊張しながらも発表した達成感を得て、自信につながり、どの子も、主体的な取組をしていました。真剣に友達の発表に耳を傾けていたことも素敵です。
タブレットを使い始めてからまだ半年しかたっていませんが、子供たちの活用能力は驚くスピードで向上しています。怖がらずに、まずはやってみる。新しいことにチャレンジする力が本当に素晴らしい。
タブレットは、活用目的をはっきりさせて使用することにより、主体的で実用的な学びにつながります。教師自身が子供の可能性を信じ、どんな活用が有効か、日々考えながら実践しています。ベテランの先生は、情報機器の扱いが苦手と言いつつも、授業の中で取り入れるのがとても上手です。今後も模索が続きます。
昨日の給食です。載せることができなかったので今日紹介します。