今年の芸術鑑賞会は、音楽鑑賞会です。「フラワービート」という音楽グループのみなさんをお招きして、音楽の楽しさを味わいました。12年・34年・56年と3部に分かれての鑑賞です。ありがたいことです。
器楽クラブの子供たちは、この日のためにフラワービートの小林先生が編曲した「パプリカ」という曲の演奏練習をしてきました。小林先生の貴重な休憩時間をいただき、なんと、今回、合奏クラブとセッションしてくださることになりました。練習を重ねてきた器楽クラブの子供たちは、嬉しかったことでしょう。
音楽鑑賞会の内容は素晴らしいものでした。有名な「剣の舞」をマリンバ(大きな木琴)で演奏しました。マレットを打つ速さが素早く、驚きでした。ちなみに、マレットとは、バチです。私も勉強しました。圧巻の演奏に度肝を抜かれ、次から次へと演奏が続きます。時には、しゃもじや掃除用のデッキブラシなどを使って音楽を作りました。みんなが使っているカスタネットや、鍵盤ハーモニカを見事な指使いで演奏します。本当にあのカスタネット?鍵盤ハーモニカ?と思うほどです。ところどころ、みんなでダンスやボディーパーカッションで楽しんだり、先生がサングラスで登場したり、あっという間のひと時でした。先生の話を聞いて即興で曲を作り、紹介する場面もありましたよ。音楽は、人の心を癒し、豊かにしてくれますね。生の演奏会を聴くことができ、今日のこの演奏でどの子の心にも響くものがあったと思います。