理科で豆電球の学習をしているのは、何年生でしょうか?正解は、3年生です。子供たちは、豆電球、導線、電池などを使って学習していきます。今日は、豆電球のソケットなしで明かりをつける学習です。ソケットとは、豆電球の電線の先に取り付け、そこに電球をねじ込むための器具です。これがあれば、簡単に実験を行うことができます。今日は、そのソケットがありません。むき出しのままの豆電球のどこにつなげたら明かりがつくのか実験です。(簡単だ…。)多くの子が予想したはずです。先生が授業の導入で手品のように一部隠しながら、ソケットなしで豆電球に明かりをつけました。子供たちからのどよめきが聞こえます。「どうやったのかな?知りたいな?やってみよう。」が生まれた瞬間です。課題が自分の中に入れば、子供たちは進んで動き始めます。ところが、簡単だと思っていたことが、なかなかできません。ああでもない、こうでもない。いろいろ試してやっていくうちに、「あ!ついた!!」一人の子が、発見しました。そこから、みんなに火が付きました。思考錯誤を繰り返すうちに、発見した回路がいっぱいありました。豆電球を横にしてもつくのです。「へ~。すごい!」子供たちの素直な声がもれました。今日は、簡単にはいかない実験を最後まで夢中になって取り組み、子供たちが発見をする楽しい授業でした。