今日は、6年生を送る会でした。いつもなら、体育館でそれぞれの学年が6年生への思いを出し物にして表現します。ところが、今年はコロナの関係でテレビ放送です。でも、テレビ放送を見て気づきました。映像で見ても、心に響くということです。映像に撮るまでに計画したり、練習したり、また、この映像をつなげ、編集する仕事を夜遅くまでやっていた先生など、たくさんの思いを感じます。

 それぞれの学年ごとのメッセージや6年生の得意技を紹介するなど、内容が盛りだくさんでした。1年生のビデオメッセージは、一人一人一緒に撮った写真を拡大して首からさげての演出。「~さん。一緒に遊んで楽しかったよ。」「中学校にいても心はつながっているよ。」「私たちも6年生みたいに優しくします。」「ずっと、大好きだよ。」ず~と続く映像に素敵なメロディが重なり、見ていてぐっとくるものがありました。6年生にとっては、もっと胸に迫るものがあったでしょう。

 全校のみんなで体育館へ戻る6年生を見送るために花道を作ります。拍手の中、体育館へ向かいます。そこには、次のリーダーになる5年生が待っています。体育館では、6年生から卒業式で歌う歌の披露を、5年生からは、教えてもらったソーラン節を披露しました。もちろん、事前に撮ってあった映像を1~4年生は各教室で視聴しました。体育館で行われたことは、まるで引継ぎ式のようでした。5年生は、マスク姿で息も上がるほどの運動量ですが、力強く、体全体で表現したソーラン節に鳥肌がたちました。そして、6年生の歌声は、マスクをつけているの?と思うほど、大きな声でした。心を一つに思いのこもった歌声は、大きな波のように私たちの心に届きました。「ぜんぶ、わすれない。わすれられない・・・。」歌のフレーズと共に頭の中で子供たちの映像が浮かびました。

 映像でも、気持ちは伝わります。コロナでできないことがありましたが、できる事を工夫することで、今まで以上に気づかされた事がたくさんありました。心をふるわせる素敵な会でした。

 新しいリーダーの5年生は、きっと素敵な6年生になるでしょう。そして、6年生は、中学校での活躍を応援します。

↑黒板アート・6年生が5年生の教室で映像を見ている様子です。

↑体育館飾りつけの様子

5年生:ソーラン節披露          6年生:卒業式での歌披露

 

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