12月3日(木)は、6年生対象に古典芸能に親しむ会として、落語を聴きました。着物にはかま,着物に羽織姿で登場し、軽快なトークで子供たちをあっという間に引き込んでいきました。さすがの話術です。
その後、太鼓(落語の始まりと終わりの合図)の打ち方には意味がある事などを学びました。話の中で出てくるお化けの動きを太鼓で表すと、ドロドロドロドロ・・・。太鼓を小刻みに打ちながらお化けの登場を表現します。話を聞いているだけで、情景が浮かびます。太鼓の音を絶妙なタイミングで鳴らすところも見事です。
そんな中、6年部の先生方がいろいろな場面で落語を体験しました。始まりと終わりの合図の太鼓、お化け役、お化け登場の太鼓の合図。もっと、すごいのは、実際に「寿限無」の小話をはなし家のように披露した先生や、そばをすする様子を扇子を使って表す「すすりの芸」を披露した先生もいました。6年部の5人の先生方が、どの場面に登場したか写真を見てわかりますよね?6年生は、答えを知っています。聞いてみてください。楽しく古典を学ぶ機会になりました。