1月25日水曜日。今日は寒いですね。

みんな凍えていないかと、運動場を見に行ってみると。

冷たい風の中、ワイワイと楽しそうな声が聞こえます。3年生が、体育でキックベースをしていました。

グラウンドの反対側では、6年生が白熱のティーボール。

ベースボール型の運動は、自分の打順を待ったり、守備中に相手が打つのを待ったりして、運動しない時間が生まれやすい種目です。運動しない時間が続くと、集中が途切れてしまいやすくなります。ルールを工夫して運動量を確保するのが教師の腕の見せ所なのですが、それでもどうしても待ち時間は生まれます。

今日感心したのは、そんな時間もみんなが頭と体を動かして、体育に参加していることです。守備チームのメンバーは、打者の体の向きや助走の距離に合わせて、声をかけあいながら自分の立ち位置を頻繁に変えています。攻撃チームは打者を応援するのはもちろん、どこにボールを打つと得点につながりやすいのか、仲間の打席から学んでいます。点が入ったら、みんなで跳び跳ねて喜びます。無造作に撮った写真ですが、子供たちの目線や体勢から、寒さに負けず頭と体を動かしているのが伝わるのではないでしょうか。

10か月間を共にした仲間と熱中して学び、この冬一番の寒さを吹き飛ばす長小の子供たちでした。

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